767人が本棚に入れています
本棚に追加
ずっと傍にいたい
キミの近くに…
あの日 僕は恋をしたんだ
そう キミと出会う前から……
自分の席から空を眺めていた少年に突然❗
「冬木…冬木七海」
「あっ はい」
「授業中、ボーっとするな」
「あっ はい、すみません💦」
「クス クス」
クラスの皆の笑い声がする
二度も名前を呼ばれ、注意をうけた七海は、顔を真っ赤にして、うつ向きこんだ。
ハァ~ ついてないなぁ
入学そうそう 皆に笑われるなんて💦
授業の終了のチャイムとともにクラスは騒がしくなる
休み時間 皆は楽しそうにしているなぁ
僕はと言うと…
高校に入学して二週間もたつのに、未だに友達と呼べる子がいないの
見た目からして、おとなしい感じな僕
正に見た目どおり人見知り💦
高校に入学したら明るくなろうとしたけど…
簡単には変われないのが現実だよぉ
一人でいるの嫌だし
確か次の授業は音楽だったかな
早めに音楽室に行こっかなぁ
周りの騒がしさが嘘のように音楽室は静けさに包まれていた
やっぱり誰も居ないよね
僕も皆の中に入りたいのになぁ
なのに、何となく一人が落ち着いちゃうなぁ~
そんな事を思いながら何かを始めた
「友達が欲しいな」
そう自分の机に落書きした。
こんな事しても願いは叶わないのになぁ~
僕ってバカかも
最初のコメントを投稿しよう!