はじまり

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ずっと傍にいたい   キミの近くに…   あの日 僕は恋をしたんだ   そう キミと出会う前から……         自分の席から空を眺めていた少年に突然❗ 「冬木…冬木七海」 「あっ はい」 「授業中、ボーっとするな」 「あっ はい、すみません💦」   「クス クス」 クラスの皆の笑い声がする   二度も名前を呼ばれ、注意をうけた七海は、顔を真っ赤にして、うつ向きこんだ。   ハァ~ ついてないなぁ   入学そうそう 皆に笑われるなんて💦     授業の終了のチャイムとともにクラスは騒がしくなる     休み時間 皆は楽しそうにしているなぁ   僕はと言うと… 高校に入学して二週間もたつのに、未だに友達と呼べる子がいないの   見た目からして、おとなしい感じな僕 正に見た目どおり人見知り💦 高校に入学したら明るくなろうとしたけど… 簡単には変われないのが現実だよぉ   一人でいるの嫌だし 確か次の授業は音楽だったかな   早めに音楽室に行こっかなぁ     周りの騒がしさが嘘のように音楽室は静けさに包まれていた   やっぱり誰も居ないよね   僕も皆の中に入りたいのになぁ   なのに、何となく一人が落ち着いちゃうなぁ~   そんな事を思いながら何かを始めた   「友達が欲しいな」   そう自分の机に落書きした。   こんな事しても願いは叶わないのになぁ~   僕ってバカかも
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