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「まあ・・・しかし」
「遺跡と言うくらいなら」
『金銀財宝がたくさん!』
俺とキルフォードは、声をあわせた。
「借金返しても、なおかつお釣りがでるよな」
「この店のツケを全額払ってもお釣りがでるな」
俺とキルフォードはガッシリと腕を組んだ。
「おいおい、お前ら・・・」
「レガシーの横領は犯罪よ・・・」
リリィとライドはそんな俺達を横目で見ながら呟く。
「わかってるって。まあ、安心して任せな。一攫千金・・・じゃなかったもとい調査隊の救出は俺がやる」
「任せとけってリリィちゃん。財宝・・・じゃなくリリィちゃんの愛のため頑張るから」
「頑張ってね・・・」
何故かリリィは思いっきり冷めた口調でそう言ったのだった。
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