げーむすたーと

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「何なの……このゲーム。」 四季が不安そうな顔で俺を見る。 「大丈夫だって。もしかしてお前ビビってんの?たかがゲームだろ?」 俺は自分がさっき感じた不快感を払拭させるように、無理に笑いながらゲームを起動させた。 「だよね。ゲームだもんね。現実と連動なんて有り得ないか。」 そう言って、照れ笑いをしながら四季もゲームを始めた。 「えっ…。」 次の画面を見た時に二人の笑顔は一瞬で消えた。
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