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「私、こういうものです。」
エイリアンは名刺を差し出した。
「うぅ…感激だ…!!やっぱり、いたんだ…!」
N氏は感激して涙を流しっぱなしだ。
「あの、私は宇宙人の友、Nと申します。」
N氏が自分の名刺を差し出すと、
「はい、よく知ってますよ、いつも見てますよ、討論番組。」
それを聞いて野次馬たちも大興奮。
「聞きましたか?みなさん!エイリアンは我が番組を見ているそうです!!」
騒然とする中、エイリアンとN氏の元へテレビ局の関係者が歩み寄る。
「Nさん、ちょっと…」
「はぁ、記者会見ですか…」
N氏はテレビ局の関係者に頼まれて、エイリアンに話しを持ち掛けた。
「あの、我々はあなたの事がよく知りたいのです。…ここで立ち話も何ですから…」
「記者会見ですか?いいですよ。やりましょう。」
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