5人が本棚に入れています
本棚に追加
「…っ!?」
突然目が覚めて、意識が現実に引き戻される。
覚める…?現実…?
「…そうか、夢、だったのか…」
「おい大丈夫か?すっげぇうなされてたぜ?」
「ん、…大丈夫」
隣に座っている友達の東山 巧(ひがしやま たくみ)が心配して声をかけてくれる。
ふと体を見ると汗で体じゅうベトベトだ。
「うわぁ、着替えてぇ…」
「何言ってんだよ。ここは電車の中だぜ?」
「分かってるよ。言ってみただけ。」
巧の言った通り、ここは電車の車内。
俺達は今旅行を楽しんでいる最中だ。
最初のコメントを投稿しよう!