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いつものようにカウンターに座る
マスターの目の前
ここが俺の特等席
そしてここに座るとマスターが黙ってオレンジジュースを出してくれる
俺は今日あったことをマスターに話す
マスターは他の客の相手をしながらも俺の話をにこにこしながら聞いてくれる
学校での俺は可愛いくせに無口でクールらしい
男が可愛いってなんだよ…
無口なのは興味がないだけだし…
「マスター、俺学校でクールなんだって」
「君がクールだったらこの世界のほとんどの人はクールだね」
って笑いながら言われるくらいクールって言葉が似合わない
マスターには素直に話せるって言うか…
まぁそんな感じなだけ
好きだから俺の事いろいろ知ってほしいし
でもマスターの事はほとんど知らない
てか教えてくれない…
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