嫌な客

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カフェでの仕事も 何とか落ち着いてきた頃 チリンチリン り「いらっしゃいませ」 いつも来ている お客さんじゃなくて 何だかどこかで… 「畑中…久しぶり」 り「…!!」 最悪遠くまで逃げて来たのに。 「畑中?」 り「あっ…」 あたしの変な反応に 翔平さんが気付いてくれて 翔「りんご皿洗い頼む」 奥の厨房まで 連れて行ってくれた。 り「すっすいません」 翔平さんがいなくなると 涙がたくさん溢れて 止まらなかった。 り「何で、また…辞めないと。あたし何かあたし何か」
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