第0話

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雪の国『スノーゲル』 「あ~ざみぃ~」 俺の名前はユウト・ランバレル 数日前に王宮で 『よくに来たのう』 『なんすか爺、俺はこれから寝る気なんだけど』 『相変わらず減らず口が減らんガキじゃな』 『で何ですかクソ爺?』 『爺はやめろ』 『じゃあクソ』 『そうじゃないじゃろ』 『うっさい、用件をさっさと話せ』 『お前が勇者になるからあんまり咎めんが』 『はっ? 今なんて』 『だからお主は今から勇者になり世界のどこかの魔王を倒して世界平和を掴んでみろ』 というわけで俺は勇者にされ そして 『軍資金として500G[ゴールド]をやろう』 『安ッ、俺の命の価値ってカジノであまり遊べないぐらいに安いのか』 『逆に聞こう、お主の命はカジノに弄ばれるぐらい軽いのか とりあえず、こやつにさっさと金を渡し、追い出せ』 城から追い出されました 「しゃねぇから盗賊から身ぐるみを剥いで、俺の軍資金にするか」 勇者とは思えぬ発言をする
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