仲島響の分裂

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『あ、あれ?アンタさっきあっちに居なかったっけ?』 ある日曜日の昼。 俺はコンビニでヤングマガg(ryの立ち読みをした帰り、稟に会った。 そしたら稟は俺を確認した途端目を丸くして こんな寝言を言いやがった。 『いや、お前大丈夫か?眠いならおねんねしますか?』 『殴るわよ?』 拳を構える稟を牽制する。 もぅっ血の気が多くてお兄さん困っちゃうっ 『おち、落ち着けって。 …んでさっきのあっちに居なかったか発言は一体?』 稟はむくれながら答えた。 『そのまんま。さっきそこの曲がり角で確かにあんたとすれ違ったんだ。』
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