その名はアギト

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?「わしの名前はオーキド…君の名は?」 レ「…………………」 オ「う~ん、何かしゃべってくれんか?黙っているだけじゃあ、わしも分からん?」 レ「…………」 オ「う~ん、わかったぞ!君は何か悩んでいるね?」 レ「!………」 自分の悩んでいることをずばり当てられレッドは少し驚いた オ「正解じゃな、では一体何を悩んでおるんじゃ?」 レ「…………」 オ「………」 レ「力を………」 オ「?」 レ「突然………大きな力を手に入れたら…どうしますか?」 オ「大きな……力…か…」 レ「俺は………怖いんです…その力で……他人を傷つけてしまいそうで……それが……怖い」 レッドは肩を小刻みに震わせながらオーキドに尋ねていた オ「ふむ……わしにはそれがどう大きな力かはわからんなぁ」 レ「…………」 オ「ただ…ひとつ言えることは、その力を怖れる必要はない」 レ「え!?」 レッドは正直言って今の一言に驚きを隠せなかった。 レ「(怖れる必要が………ない?……なぜ?)」 オ「たしかに、力を使うのは怖くなる時もある、だがその力を怖れているだけでは何も変わらないままじゃよ 自分からその力とやらにぶつかってみないことには答えはでんとワシは思うがの」 レ「…………………」 ※※※※※※※※※※※※※※
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