戦士誕生

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レ「はぁ~ブルーの奴、俺の財布の中身わかってて大量におごらせやがったな~」 そう言ってレッドは学校で起こったことを愚痴りながら帰路についていた そんな時だった 「ガサッ」 レ「ん?何だ?」 俺は突然聞こえた音に気になり音のした方向に振り向いた そこには、服が一部破けそして破けた服の間から生々しい傷が見える少女がふらふらと現れた ?「はぁ…はぁ…はぁ……うっ」 そして彼女はそのまま倒れそうになり、レッドは彼女を支えるようにして彼女を持ち上げた レ「おい!大丈夫か?しっかりしろ!おい!」 ※※※※※※※※※※※※※※ ?「………!……ここは……公園?」 レ「お!目が覚めたか?」 ?「あ…あなたは?」 レ「俺はレッド!お前は?」 レッドは少女に名前を尋ねた ?「私は……ミュウと言います」 レ「ミュウ…か不思議な名前だな、ところで一体何があったんだ?そんな傷だらけで?」 ミ「それは」 「ガサッ」 2人「?」 その時2人の後ろから何か大きな物が落ちる音がした それは見たこともない、虎のような姿をした化け物だった ?「…………ミュウグウオオオオ!!」 そう言うとその化け物は2人に襲いかかってきた レ「うわ!!」 ミ「きゃっ!!」 レッドとミュウは化け物に草村の奥に吹き飛ばされた レ「くっ!逃げるぞ!」 ミ「…………」 レ「おい!どうしたんだ!?ミュウ!?」 レッドはミュウに逃げるように促すがミュウは動こうとしなかった ミ「……逃げるのなら……私が時間を稼ぎます」 レ「…?何言ってるんだよ!」 ミ「あいつは………私を追ってきているのです」 レ「………え!?………それ……どういうこ……!」 言葉を言い切る前にレッドは化け物の近づかれ強く腕を振りわれ胸部に一撃を受けて吹き飛ばされた レ「ぐっ……げほっ!」 ミ「レッドさん!」 吹き飛ばされたレッドにミュウが寄り添ってきた ミ「レッドさん!しっかりして下さい!」 レ「ああ…大丈夫…だ………!」 気がつけばの化け物がレッドとミュウのすぐ近くまで近づいていた レ「……くそっ……ここまでかよ………」 崩れ行く意識の中でレッドは必死もがいていた (くそっ……力が……力があれば………こんな女の子一人……助けられずに……死ねるか……………)
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