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ハイラル平原・扉出現から1時間―――……
扉が出現して1時間後のハイラル平原。そこには、扉だけが残されていた……。
その平原を猫耳少女が怪物から逃げている。
?「「ヒャヒャヒャヒャヒャ!!」」
?「くっ、貴様ッ、何故この凶華様を追いかけるっ!!貴様は何者だ!!」
?「「名前か?名前はジャスデビ…お前を殺しにきたっ!!」」
ジャスデビと凶華は尚も走るのを止めず、平原を疾走する。このままの速さだと凶華は追いつかれる。
ジャスデビ「「捕まーえた♪」」
ジャスデビの手が凶華の肩に伸びた瞬間――
しゃらん
鈴の音が響く。
?「母上…ここは妾と雹霞[ヒョウカ]に任せておけ、父上達が待っておる……この先の小さな村じゃ」
十二単を纏い、頭に豪華な冠を来た女性と、黒い人のようなロボットが凶華の前に立つ。
凶華「月香!!雹霞!!だが!!」
雹霞「僕達は大丈夫だよ母親、早く父親の所に行って!!」
ジャスデビ「「何か変なの出て来た~」」
月香「雹霞の言う通り、妾達は大丈夫じゃ。早く行くがよい」
凶華「子供を守れないで何が母親だ!!凶華様も戦うぞっ!!」
ジャスデビ「「ちゃっちゃと片付けよ」」
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