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妖術で手足が縛られている妲己が叫び散らす。大公望はその言葉に全く耳を貸さずに、遠呂智を自分の持っている杖のような物でつついている。
遠呂智「早くするがいい仙人共よ」
女禍「早くやりなさい大公望…」
伏犠「そうだぞ、こいつらほっとくと何するかわからんからな…」
大公望「ふ……、なら、早くするとしようか。遠呂智よ、消えるがいい!!」
大公望が遠呂智に当てていた杖が凄まじい明るさで光、建物全体を光で包むと遠呂智と妲己と清盛が消えていた。
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