Vol.4

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慎「あぁ、今日はそんな話をするために来たんじゃないんですよ…。これを見てください」 そう言って慎吾が差し出したのは今日の朝刊だ。 そういえば、今日はまだ見ていない… そんな事を考えながら慎吾から新聞を受け取り、それを開いて私は固まった。 「な…何これ…」 慎「何度かお電話したんですが、繋がらなくて…」 そう言われて携帯を見ると確かにたくさんの着信があった。 「マナーモードのままだ…」 慎吾の他にも、両親に浬、由紀、伸二など友人…そして月城と楠の本家などたくさんの着信。
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