6077人が本棚に入れています
本棚に追加
慎「このまま自宅に戻られますか?」
車に乗り込みシートベルトをしながら慎吾が問いかけてくる。
考えてみればマンションの前は記者だらけだ。
「少し、街を歩いてから帰る…考えたい事もあるし」
慎「そうですか…私は一度屋敷に戻ります。荷造りもあるので。なにかあったらすぐに連絡をください」
「わかった」
慎吾は私を街まで送ると、屋敷へと帰っていった。
「さてと…」
何しよう…
記者が鬱陶しくて街に来る事を選んだけど、これといって用事もない。
私はあてもなくただブラブラと街を歩いていた。
最初のコメントを投稿しよう!