Vol.1

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翌朝、目を覚ますと隣で聖がタバコを吸っていた。 その姿が妙に色っぽくて、思わず見とれてしまいそうになった。 「おはよう…」 「おはよう。もう少し寝てても大丈夫だぞ?」 「ううん…大丈夫。シャワー借りるね」 私は聖にそう答えて、ベッドを降りた。 そのとき、腰に鈍い痛みが走った。 「痛…」 「大丈夫か?ごめんな?やっぱやりすぎたか?」 そう言う聖の言葉に、昨夜なかなか離してもらえなかった事を思い出した。 「やっぱ聖はエロだ…」 私がそう呟くと、聖は声をあげて笑った。
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