Vol.3

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朔「は?そんなのでよく婚約者なんてほざけたな」 神「親が決めた婚約者と別れるまでは俺の存在がばれないようにしないと、俺の身が危険だからって…」 「はぁ…手掛かりなしかよ…お前役に立たないな…」 慎「まぁ、彼が捕まった事も他の男たちから聞いているかもしれませんし、もう連絡は来ないと考えていいでしょうね…」 「そうだな。とりあえず、コイツの連絡先聞いて帰すか…」 慎「連絡先…ですか?」 「あぁ、もしかしたら役に立つことがあるかもしれないしな。あんまり期待はしてないけど…」 朔「そうだな。じゃぁ、後は俺たちがやっておくから、玲奈は帰りなさい。慎吾、送ってやってくれるかな?」 慎「はい、旦那さま。では、行きましょうか。玲奈」 杏「玲奈。今日は疲れたろ?倒れたし…仕事の事は心配いらないから明日は休め。慎吾も。これは業務命令だ。いいな?」 私は頷くと、慎吾とホテルをあとにした。
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