Vol.2

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聖が仕事を抜けだしてまで私に会いに来てくれた事は嬉しい。 でも、私はなぜか手放しで喜ぶ事が出来なかった。 それがなぜなのかこの時の私には分からなかった。 そんな気持ちに目をつぶるように、私は聖が戻ってくるのを待った。 聖「おまたせ」 そう言って戻ってきた聖の後ろには、中里家のメイドが数人いた。 みんな、両手に何かを抱えている。 「聖?どうしたの?」 聖「玲奈を待ってる間に、実家の奴に料理を届けてもらえるように頼んだんだ」 そう言って、聖がメイドに合図すると、テーブルにたくさんの料理が並べられた。 聖「ごめんな?俺がちゃんと覚えてればレストラン予約できたんだけど…」 「ううん。嬉しいよ。私レストランってあんまり好きじゃないし。この料理すごくおいしそう。みなさん、ありがとうございます」 私がメイドさんたちにお礼を言うと彼女たちはセッティングを終えて帰って行った。

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