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その日は雨上がりで、いい天気だった。
俺は魁皇高等学校(かいおう)に通う高校2年生。
今は友達と一緒に家に帰ってる途中だった。
「おい拓海(たくみ)、今日このあとさカラオケいかね?」
「悪いな。今日はパスさせてもらう」
「おいおい、ノリわりぃな」
「喉が痛くてな」
「しゃーねぇな。ほかあたるわ。んじゃ俺こっちだから」
「おう。また健太(けんた)明日な」
二人は手を振ってそれぞれの帰路に付いた。
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