愛しい君がいないとき

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side:一郎 「もうさ、彼女がうざいんだよ いきなり夜中に"会いたい"だぜ!?」 クラスの友達がこんなことを言っていた。 へー、やっぱり彼女ってめんどくさいんだ でもそんな夜中に急に恋人に 会いたくなるもんなのかな?? そのときは、こんなことを思っていた。 「それじゃあいち兄、行ってきますね」 「ふん、行ってらっしゃい 気をつけてね」 今日から四郎が修学旅行に行く。 つっても一泊しかないらしいけど 修学旅行で一泊って短くねぇ?? なんて考えてたら 「いち兄、何ぼーっとしてんの??」 「ふん??あ、ごめん」 「いち兄、ちゅー、してもいい??」 「ふへっ??…んっ//」 そう言って、 四郎はオイラにちゅーをした 「んふふ、いち兄可愛い」 「うるせぇ//」 「あらま、照れちゃって」 「照れてねーやい//」 「じゃ、行ってきます」 オイラを優しく抱きしめて 耳元でそう呟いて、出発した四郎 …かっこよすぎだろ//
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