序章

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「…そうそう、また出たらしいぜ? 断罪人。ヤベぇよなぁ。一回で良いから見てみたいなぁ。華麗に犯罪者を致命傷を与えず捕らえるなんてよぉ? そうは思わんかね、統弥くん?」 昼飯も騒ぎながら食い終わり、四人でUNOやってたら突然目をキラキラさせながら信治が語りかけてきた。 実は俺(断罪人)はここら一帯ではかなり有名なんだよ。 倒してるのはここら一帯だからしゃあないっちゃあしゃあないんだけども…。 響佑もウッチーも俺が断罪人だと知ってるから気まずい。 まぁ俺が断罪人って言った所で信じて貰えないんだろうけど。 何で二人が俺が断罪人って知ってるかって? それはまた後で。きっちお話させて頂きます。 「凄いよな、でも見たことないからなぁ。Yo○Tub○ではあるけど」 あぁ嘘ですよ。おもっきし嘘っぱちですよ。 まぁ適当に返してりゃ信治のテンションも戻るでしょうよ。 「じゃあなー」 「また後でねー」 予鈴もなり、響佑とウッチーは自分の教室へ戻ってった。
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