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ｱﾚｽ「えっ…え…」
ドサッ
ｸﾙﾄ「アレス‼」
アレスは悲鳴も上げずにその場に倒れた
ﾚﾑ「…言ったはずだ。強引な手でもお前を連れ去ると」
レムは倒れたアレスに向かって吐き捨てるように言っていた瞬間
ヒュッ
ﾚﾑ「❗」
ガキイィィン‼
レムは背後からの巨大な鉄に気付き、両腕の刃で防いだ。レムの目の前には
ﾚﾑ「ふっ、そうだ。その目だ❗あの頃の目とその目はよぉく似ているぞ…破壊鬼‼」
クルトは何も言わず、ただ怒りを表面上に出すぐらいの憤怒でレムに襲いかかっていた
ｸﾙﾄ「おおぉぉおぉぉ‼」
ズガンｯ‼ズガンｯ‼
クルトはもはや剣の役割ではなく、ハンマーのような扱いでレムに攻撃していた。が、この攻撃はレムには通用しなかった
ﾚﾑ「どうした？あの頃の貴様でも先までの貴様でも…遥かに弱くなったぞ‼」
ズガンｯ‼
ｸﾙﾄ「ぐぅっ‼」
ドサァｯ‼
レムはクルトを弾き飛ばした
ﾚﾑ「怒りとは何とも弱い感情だ。動きを読み取られ、冷静な判断が下せなくなる。今の貴様ではアレスは救えん。こうしている間にもアレスの血は流れている」
ｸﾙﾄ「黙れぇぇ‼」
ブオォンｯ‼
クルトは勢いよく大剣を振り落とした。しかし、次の瞬間
ﾚﾑ「哀れな大剣よ…責めての報いだ。こんな主人から解放してやる」
ズバンｯ‼
バキィンｯ‼
ｸﾙﾄ「ｯ⁉」
何とレムは一閃で
クルトの大剣を
斬り落としてしまった…
ｸﾙﾄ「なっ…次卵泉からの大剣が…」
クルトは今起きた事が信じられなかった
と、クルトが混乱している最中にレムは
ズバァンｯ‼
ドサッ…
クルトの腹部を斬った
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