その時私は。

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バスの中。 山上に学校建てるのもどうかと思うよ… そんなことを考えながら座っていた。 「美優、何考えてんのっ?」 隣に座っているのが、森本結衣香(もりもとゆいか)同じバスケ部だ。 「んっ? 何でもないよー。 眠いだけ。」 「確かにー。 もうすぐ着くよ~。 めんどくさいよね!」 「だからよね。」 私は眠いんじゃない。 私はここであいつを殺すんだ。 もうそろそろ、つく頃…そう、決心したんだ。 「ねぇ…優美子(ゆみこ)さんちょっと良い?」
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