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私が目を覚ますと、そこには私達が来ていた崖の上中学校の体育館だった。
(あれっ?私、確か外で…)
すると後ろから…
「可哀想にねぇ…」
「えぇ…
ここに来てすぐ亡くなるなんて。
即死だったそうよ…」
「確か、杉ヶ丘中の…
まだ、中学1年生なのに。
どうして、立ち入り禁止の場所なんかに…」
(あぁ、優美子さんのことか。
そっか、私とうとう殺っちゃったのか…)
「確か名前は--」
私はビックリした…
それは、目の前に…
「福円美優ちゃんだったかしら…」
優美子さんがいたからだ…!
(な…何で?!
しかも、私が…死んでる?
どういうこと?
私はあのとき確かに優美子さんを突き落としたはずじゃ…!)
優美子さんは、こっちを見て笑っていた…
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