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夜明け
目覚めと共に慌ただしい一日が始まる
身支度を済ませ朝食作りに洗濯機をまわし
家族を起こして食事をさせる
決まりきった日々の繰り返しを当たり前のように
時間も過ぎていく
合間にデッキで太陽と風に髪を揺らしながら
自分を取り戻すかのようにしばしのリラックスタイムをして
夕飯の買い物にでかける
こんな毎日に不満も無くむしろ楽しんでいたのかもしれない
一日を駆け抜け
寝る前の夜は
唯一の自分の時間
『今日も終わった』
毎日、必ず そう言う
家族が寝静まってから
いつも床につき眠りにつく
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