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『シン、もうやめろ!過去に囚われたまま戦うのは、止めるんだ!』
アスランは強い語調で語りかける。
かつて見せた上官としての気遣いそのままに。
「そんなのタダの言葉じゃないか!誰がそんな事を決めたんだ! 」
アスランのジャスティスとシンの駆けるデスティニーが再度、激突する
「失ってる過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが正義なのかよ!」
その言葉にキラとアスランも一瞬たじろいだ。
そしてフリーダムの放ったドラグーンが次々とデスティニーに撃ち落とされる。
『君は一体!?』
まるで自分が、そこにいるかのような錯覚するようなデスティニーの動きに驚愕する。
だが、デスティニーはドラグーンがビームを発射する寸前に撃ち落とすと言う離れ業をやっているのだ、そこにあると言うような未来予測でもしているかのようなその動き 。
「それを決めていいのは、あんたじゃない!俺なんじゃないのか!」
ジャスティスがレジェンドのドラグーンの集中砲火に競り負けた。
今だ、デスティニーの高出力ビーム砲がジャスティス目掛け放たれるが間一髪をフリーダムのカリドゥスが相殺させる。
「俺は決めたんだ!過去を放ってはおかない!決着を着けるんだ!」
シンの中で種が弾けるイメージが浮かぶ。
視界が一気にクリアになり、自分が今何をすべきか身体が勝手に反応する。
そしてデスティニーへ搭載されたシステムが起動する
ーーエクストリームブラストモードーー
その瞬間 デスティニーがアロンダイトを構えたかと思うと残存しか残さいスピードで、ジャスティスに迫る。
『なっ!?』
アスランも危機を察知し自身の中で種が弾けジャスティスを駆けデスティニーと相打つ
オーブでの闘いを再現したかのような光景だが、勝利したのはシンだった。
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