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赤荻は刑事である。
現在、上司の御堂と共に、最近多発している事件の状況整理を行っていた。
「最近、多いですね。連続殺人事件が」
多発している事件、それは連続殺人事件だった。
しかも、どの事件も計画性が無く、動機すらもはっきりしないものばかりだ。
「しかもまだ捕まってない犯人とかいますよね」
赤荻は深い溜め息をついた。
「なんで、動機も無しに人を殺すんですかね。おかしいですよ」
赤荻は憤った。
そんな赤荻に御堂は事件を記した書類を見ながら話し始めた。
「まぁな。でも仕方ない事だとオレぁ思うぜ」
「えっ、何故ですか?」
御堂の意外な言葉に赤荻は驚き、訊き返した。
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