プロローグ

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「恭ちゃんと離れ離れになるなんて嫌だよ…グスングスン」 「大丈夫。一生会えないわけじゃないんだから…。」 「グスン…本当に?」 「そうだよ!また会えるよ!!」 「じゃあ、大きくなってまた会ったら恭ちゃんの“お嫁さん”にしてくれる?」 「うん!約束するよ。」 「ありがとう恭ちゃん。大好き♪」 そう言うと少女を乗せた車はどこかに行ってしまった。 少年は手を振り続けた。 少女の車が見えなくなるまで…。
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