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だけど。
彼女の泣き顔なんて思い浮べたら、
逆に自分が苦しくなった。
「俺、まじガキくせぇ…。」
さよなら、僕の恋。
彼女が幸せなら、僕はそれでいい。
彼女がまた、僕にいつものあの明るい笑顔を向けてくれたら、それでいい。
――――――――
「いったぁ…!ドアの端っこで足の小指ぶつけちゃった…。」
ほらね、彼女は鈍臭い。
そんな彼女を、やっぱり未だに可愛いって思ってしまうけれど。
3年の片想いは大きい。
どうか、彼女がいつまでも幸せでいられますように。
―END―
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