第0章 始まりの始まり

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ここはある村の奥にある森 何時もなら虫達や鳥達の歌声が鳴り響くのだが、今は男達の汚らしい怒号が鳴り響く。 村人1「そっちにいたか!」 村人2「こっちにはいないぞ」 村人3「捜せ!捜し出すんだ!」 村人1「あの化け物を逃がすな!」 複数の足音が静かな森に響く。 青年「どうしよう、どうしよう……」 森の奥にある廃寺にいる青年がそう呟く。 ???「本当にどうしようか…」 その寺には青年以外は誰もいないはずなのに青年以外の声が聞こえる。 声のする方向を見ると青年の影が一人でに動いていた。 影の名前は黒、文字通り青年の影である。
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