夢叶う場所

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車から見えるのは 夢の世界の入り口 中年の男二人 絶対に浮くであろう場所だった。 「久しぶりやろ?」 「うわぁ全然来てなかった」 「まぁ今日は楽しも」 徳井はそういうと 俺の手を取って ゲートをくぐった。 ドキン なんなんやろ この気持ちは…… カラフルなお店が並び 正面には ガラスの靴で有名な ヒロインの城がある 俺達は絶叫アトラクションや 新しくできたやつを 乗っていった。 「もうお昼やな」 「そうやな」 「じゃあ昼飯にしよ」 徳井はそういうと 閉ざされたドアの前にきた 「閉まってるやん」 ところが徳井は ニヤリと笑うと インターフォンを出し ドアはすんなり開いた 「なんなん?」 「まぁ入りや」 徳井に促されるまま 俺は中に入る すると 執事頭が俺達を テーブルにつかせた。
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