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小走りでろう下を走る。
ちょっとずつ、ザワザワが大きくなる。
3―A...
これが私のクラス。
平凡でただ、みんなお金持ちなだけあって第一印象は派手!がもっとも似合う。
じゃあ平凡じゃないか…?(汗)
席に着きハァ~と深いタメ息
朝っぱらからなんか色々あったぁ~
なんか疲れちゃった。
そしてまたハァ~とタメ息をし、外を見ていた…
「おっはよう♪真奈美。なんか今日いつもよりも美人だよ???」
人なつっこい声で私に話しかけたのは、小澤麻李。
まあ美人のところはスルーでね(笑)
「なんだぁマリかぁ~」
と嫌味っぽく言ってみる。
すかさずマリは
「あぁ~そ~ゆ~こと言っちゃうんだぁ~。」
冗談まじりのこの言葉が私にとっては
小さくても安心、なんかホッとする。
「嘘だよ♪冗談だって~」
といつものこの会話。
でも、どうしてか
飽きないんだよね。(笑)
私がクスクスと笑っていると、何かを思い出したのかマリが目を大きくした。
「そ~だった!」
急に大きな声をだす。
「え?なっ…何?」(汗)
「真奈美んち今日からお父さん海外いっちゃうんだよね!あ~あのカッコイイお父さん、まじでアタシの理想のお父さん、No.1だったのに~」
といつの間にか私のお父さんに順位を付けていた…
しかも…だったのに~とか狙ってるみたい…
まあ。。。いいんだけどね?
「それに!」
まだ、あるの?(汗)
苦笑いな私、
「真奈美専属の執事つくんでしょ~」
と明らかに後ろにハートが付いたような口調でいってくる。
「そうだよ。それがどうしたの?」
首を傾げる私を見て。
なにやらニヤニヤしている…
「なにその顔…不気味…」
だって本当にそう思ったから…
マリは「おっと失礼。」とおかしなことをいって後を続ける。
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