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†第一章†
§はじまり§
【真奈美SIDE】
私は今年で高校を卒業する。楽しかったのか、そうでなかったのか…あまり記憶にはのこってはいない。
どうせあっという間に今年も終わってしまう…なんて思ってたら。
以外な展開が私の胸の鼓動を走らせた。
【早朝】
「真奈美、紹介する。今日から真奈美のお世話をしてくれる…」
「小野寺修司と申します。」
そう言って礼儀よく、挨拶をする。
うわあ~なんか照れちゃう…
「ごめんなあ~パパ、海外に仕事が決まっちゃって、真奈美を一人にしたくないのに…」
悲しそうな顔で言ってくれた私の大好きなパパ、鈴原誠。
離れるのは少しどころか、とっても悲しい。
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