少年期 出会いの朝

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プラティニを蹴り飛ばし河原へ向かう。 休日にはいつも通っているこの道は、河原まで3キロ以上ある… きっとプラティニと二人でなければ乗り越えられないだろう。 僕は知っていた。 プラティニがいれば時間は早く進むんだ。 いつもなんの問題もなく通っていた道だが、以前から不思議に思っていたコトがあった。 家から河原へ行く道は左側が河で右は森になっているんだ。 その道の家と河原のちょうど真ん中あたりに森へと続く道があったんだ。 僕は兄に 『あの道はどこにつながってるの?』 と聞いても 『道はみんなつながってるんだよ。』 などと意味がわからないコトを言う。 僕はそんなコト聞いてるわけじゃないのに! パパに聞けば 『そんなとこに道なんてあったか?』 だって… 話にならん。
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