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「愛夢ちゃんっ砂乗せ過ぎだよぉ☆お城そんなに高くしたら崩れちゃうよ??」
「大丈夫♪崩れちゃったらまた一緒に作り直せばいいでしょ☆ねっ?」
「うん☆」
私と奏汰君は近所の公園で砂遊びをして楽しんでいた。
奏汰君との関係は同じ幼稚園に通い、同じ地区に住んでる幼なじみ。そのおかげなのだろうか、こんな風に仲良く当たり前の様に一緒に居る事が多い。
が、奏汰君は…
「やーい!!弱虫カナタ~♪なに砂遊びなんかしてんだよ。」
「愛夢ちゃんとイチャイチャすんなよ…あっそっか♪俺達みたいにたくましくないから疲れちゃうんだっけ??お前もやしだしな(笑)」
「病人は家で寝てろよ。幼稚園まともに行かないくせに!!もしかして仮病か??最低だな…」
幼稚園の悪ガキトリオにいじめられていた。
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