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-中庭-
璃『一ちゃん』
一「…どうした?」
璃『どっか行こー』
一「どこにだ?」
璃『んーとね…近くの桜を見に行くの』
一「桜?…そんな訳なかろう」
璃『あるんだよ!!行こっ?』
一「仕方ない…」
二人は桜の木の元に向かった
璃『まるで狂い咲き…みたいだね』
一「そうだな」
斎藤はそう言えば璃菟を抱き寄せ桜を見つめ
璃『なんか、ウチ達が来る前にも咲いてた様な気がする』
一「ならば璃菟は…帰ってしまうのか?」
璃『そんな感じがする…最近酷くなってきたから』
一「怖がるな…離れてもいようと愛してるのはお前だけだ」
璃『ウチも…大好きだよ』
二人は暫く桜を眺めた後、屯所に戻って行った
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最終章入りました!
そろそろ完結です!
最後までお楽しみ下さい^^
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