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「そして、シオンには命を助けてもらった。礼を言っても感謝の気持ちは表せない本当に、有り難う。」
ベッドに横になりながら、頭を下げるレオニール様に狼狽えてしまう。
『そんな!頭を上げて下さい!レオニール様俺は、レオニール様を助けたかったのは本心からでした。それに、初めに助けてくれたのはレオニール様でしたし』
とは、言ったものの、未だに頭を下げたままレオニール様は、言葉を紡いで。
「シオン…この礼は、戦場で必ず返すよ。」
と言った。
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