対ネクロス戦火

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レオニール様は、先程のネクロス兵と相打ちになったのか、胸から出血を伴っていた…。俺を庇って、負傷してしまったのだ。いっきに、顔から血の気が引くのを俺は、感じた。 『っレオニール様…!レオニール様』 己の服を引き裂き必死の思いで、何とか止血を試みようとするが、中々血は、止まらない こうしてる間にも、ネクロスの兵達はやってくる 『シオン…私を置いて「出来ません!レオニール様を置いて逃げるなど」』 レオニール様が言う言葉を遮って言い切り、躯を支えると、そこから逃げるように、後にした。
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