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パチパチとはぜる薪の火をじっと見つめて居たときのことだった不意に、カツーンカツーンカツーンと靴音が聞こえとっさにレオニール様の前に出てじっと前を見つめていた…。
『誰だ?』
「その声は、シオンさんですか?」
高い声で、答えた声にホッと息を吐く。現れたのは、シズスナ将軍だった。
『シズスナ将軍!』
俺に近寄ったシズスナ将軍は、レオニール様を見ソッと髪を撫でて、声を掛けてくれた。
「シオンさん無事で良かった。でも、レオニールさんは、重症なようですね?応急処置
をして急いで、陣幕に戻りましょう。」
俺は、不安げに頷いた 。
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