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『ん…う…』
レオニール様の額につく汗を拭いていたとき、低い声と共に、レオニール様が瞼を開けて、意識を回復した。
「レオニール様!良かった!!」
『シオン…無事だったか?此処は、どこだ?シズスナが、私達を、助けに来てくれたところまでは覚えてるんだが。』
「此処は、ルスランの医療陣幕です。あの後、シズスナ将軍と共に、陣幕迄戻って、マサムネ将軍が治療して下さいました、」
『そうだったのか?シズスナとマサムネには礼を言わなきゃならないな。』
そう言って、レオニール様は、少し顔が青い表情から笑みを見せた。
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