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教室に着くと、担任に呼び出された。
「丹羽君、ちょっと来てください。」
「何ですか?先生」
「君のお兄さんから電話がかかって来ていてねぇ」
「本当ですか?」
話をしながら職員室に向かう。
(あの愚兄、僕になんのようだ。)
《おい、兄弟お前のアニキってミッドチルダにいるんじゃ?》
《そうだよ💢あいつ自分の用のある時だけ呼びやがって。》
職員室に着くと担任から電話を受け取り
「もしもし、りょうか!?久しぶり振りだなお前の大好きなお兄ちゃんだよ!!」
「誰がお前の事など好きになるか!?」
「りょう………や・ら・な・い・か?」
「キモい」
ガチャン
りょうは怒りに任せて電話を切った。しかし電話は直ぐかかってきた。
「りょう~冗談じゃないか?ハッハハ」
「さっさと、要件を言え💢」
「仕方がないなぁ~」
兄・裕貴はいきなり真剣になり話し始めた。
「あるロストギア、ジュエルシードつーんだけど地球にばらまかれた。まぁ、ばらまかれたっていうよりジュエルシードを運ぶ時空船が襲撃を受け、そのひょうしに地球に落とされた。」
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