第一章

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教室に着くと、担任に呼び出された。 「丹羽君、ちょっと来てください。」 「何ですか?先生」 「君のお兄さんから電話がかかって来ていてねぇ」 「本当ですか?」 話をしながら職員室に向かう。 (あの愚兄、僕になんのようだ。) 《おい、兄弟お前のアニキってミッドチルダにいるんじゃ?》 《そうだよ💢あいつ自分の用のある時だけ呼びやがって。》 職員室に着くと担任から電話を受け取り 「もしもし、りょうか!?久しぶり振りだなお前の大好きなお兄ちゃんだよ!!」 「誰がお前の事など好きになるか!?」 「りょう………や・ら・な・い・か?」 「キモい」 ガチャン りょうは怒りに任せて電話を切った。しかし電話は直ぐかかってきた。 「りょう~冗談じゃないか?ハッハハ」 「さっさと、要件を言え💢」 「仕方がないなぁ~」 兄・裕貴はいきなり真剣になり話し始めた。 「あるロストギア、ジュエルシードつーんだけど地球にばらまかれた。まぁ、ばらまかれたっていうよりジュエルシードを運ぶ時空船が襲撃を受け、そのひょうしに地球に落とされた。」
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