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そう思ってた時だった。
女の子の声が僕の耳に入ってきたのは……
僕には確かに聞こえた。
指輪と誘拐
という言葉が…
僕は気づいたら車を飛び出していた。
すぐ隣に千冬、後ろには千春、少し離れたところに千夏の気配がした。
千冬が僕を抜かして女の子のところまで先に行った。
その子が固まっているのを良いことにその子から携帯をとりあげる千冬。
僕が千冬のところに着くと、千冬は携帯を差し出した。
僕はためらわずその携帯を取った。
「もしもし‼⁉」
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