田辺さん、追放です

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新潟県、吉田市のある一軒家。 早朝。異臭漂うベッドの上で安らかな眠りにつく俺、田辺仁。今年で25になるが未だ無職。しかもヲタでニートという、社会の膿に等しい存在だった。 「仁~」 部屋の前で姉の呼ぶ声がする。 「なんだ?今私は忙しいのだよ。今後の北朝鮮と日本の情勢に真剣に考えてるんだ」 「股間に長距離弾道ミサイル撃ち込んであげようか?ブラザー」 「ゴwwwメwwwンwww今すぐ起きますwwwだから発射はマジ勘弁www」 「ok、5分以内に起きなかったら練炭中に入れてやるから」 やべwww一酸化炭素中毒www 全盛期の郷ひろみバリにパジャマを脱ぎ捨て、インパルス発進のごとくトレーナーとズボンに合体する。 後は社会の窓を閉めれば…… グニッ 「ァアァアアアアァアァアァアァアァアアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァアァア」 横ちん挟んだ。
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