第一章【不気味な朝】

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こいつと話してると毎回、無機質というか、冷たいというか……。 決して楽しいわけではないが、一応小学校からの友達なわけで。 席もあいつが後ろということもあって、結構話すわけなんだが。 また冷たい風が吹く。時計を確認すると、もうすぐ七時になろうとしている。 柚木はさっきからずっと手袋をすりすりして温め、白い花をじっと見つめている
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