第二話【魔帝ネグロス】

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それから5年の月日がたった・・・ カオスは各地を巡り、戦いに明け暮れていた・・・ 死に掛けたことなど数え切れない・・・ それでもカオスは生き残り、格段に強くなっていた・・・ ?「カオス!テメェ!この前の借りを返しにきたぜ!!」 カオス「・・・誰だお前?」 ?「よ~し!!相変わらずふざけた野郎だ!!バルク様だ!覚えとけ!!ってこのやり取り5回目だぞ!!」 バルクという男・・・170センチくらいのガタイの良い男である ドワーフという種族で非常に力が強い・・・ カオス「しつこい男は嫌われるぞ・・・」 バルク「えっ!?マジか!?ポリリンちゃん最近冷たいのはそのせいか?」 カオス「あぁ間違いねぇな・・・原因はそれだ!(ポリリンてだれだよ・・)」 バルク「くそ~!!!ポリリンちゃ~ん!!」 そういってバルクは扉を壊して出て行った・・・ カオス「・・・扉代あとで請求してやる・・・」 カオスはフリーダムという街に滞在してた・・・周りに強大な魔物たちが住む危険地区であり・・・魔物狩りや賞金稼ぎたちが集まる街・・・ カオスにとってこれほど都合に良い街はなかった ?「またドアが壊れてる・・・バルクが来たの?」 カオス「あぁ・・・。何の用だ?クレア」 クレアと呼ばれた女性は、美しい外見をした悪魔である クレア「相変わらずつれないわね~。少しは私とも遊んでよ」 そういってクレアはカオスの膝の上に座り首に腕をまわす カオス「まとわりつくな・・・」 クレア「はぁ~・・・カオスって言えばここら辺では無敵を誇る魔神なのに・・・女に興味はないの?」 カオス「余計なお世話だ・・・女は適度に抱いている・・・」 クレア「ってことは・・・私には興味がないのかしら?」 カオス「ビジネスがやりにくくなるだけだ・・・」 クレア「あら~私は公私混同はしないわよ?それとも・・・貴方がしちゃうのかしら?」 カオス「くくく・・・そう見えるか?」 クレア「・・・貴方を見ているとゾクッとするわ・・・。けど・・・貴方のこと諦めてないから・・・」 カオス「勝手にしな・・・。それより何か持ってきたんだろ?」
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