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「おい!!アンタが噂のカオスならこんな蜘蛛どうってことないだろ?助けてくれよ!!」
カオス「あん?なんで?・・・いや・・助けてやらなくもないが・・・」
「ほ、本当か?」
カオス「あぁ・・・一人5000万払え。金を出すなら助けてやる」
カオスはニヤリと笑いながら話す
「な!?」
「5000万って・・・・」
「そんな大金払えるわけねぇだろうが!!」
カオス「なら勝手に死ね」
「!?こ・・・ん!?ぐあぁああああ!!」
そんなやりとりをしてる間にも大蜘蛛は食料を吟味するかのように近づいてくる
カオス「おらおら・・・どうする?金をだすか?それとも自分たちでなんとかするか?」
「くっ!?この大蜘蛛・・・おそらくA級モンスターだよな・・・」
「俺たちじゃ・・・」
「わ、わかった!!金は払うだから助けてくれ!!」
「お、おい!!」
「金より命のが大切だ!!」
「お、俺も払うぞ!」
「俺もだ!」
皆が次々にカオスに金を払うと言って助けを求める
ここに集まったのはどうやらB級魔族ばかりだったようだ・・・
カオス「よ~バルク、テメェは?」
バルク「誰が!!テメェの力なんざ借りるかよ!!」
カオス「あっそ・・・ま~がんばれよ!」
バルクは一人毒蜘蛛に向かって構える
カオス「あ~、言っとくが・・・金踏み倒そうなんて考えてるやつ・・・俺は死ぬほど激痛を与え続けるからな~。ちなみに前金だ!」
「前金って・・・あるわけねぇだろ!?」
カオス「なら・・・死ね」
全員が身震いする・・・
「く、クソ!こんなやつに頼らねぇでも協力してあの蜘蛛野郎を殺せばいいだけだ!!」
「いくぞ!!」
残った8人が毒蜘蛛に向かっていくが・・・
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