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｢一年の神裂です。こっちは華島。華島はともかく俺は科學部に入りたいので入部届けをもらいに来ました｣
｢あ、湊が入るなら私も入りたい！先生私にも入部届け下さい｣
｢ああ、ちょっと待ってろ｣
そう言って壁際にあった箱から二枚の入部届けを取り出して俺達に渡してきた。俺と七海はその場で入部届けを書き、先生―――市原先生に提出した。
入部届けを提出すると何故か市原先生は助かると苦笑しながら言ってきた。理由は、黒崎朱浬を夕方遅くまで一人で残したりすると色々と市原先生が気を遣うらしい。対外的に。
とりあえず俺達は先生に部長代理に俺達が入部したのを伝えてくれと頼み、帰路についた。
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