異世界への旅

2/9
前へ
/19ページ
次へ
 東方地区の山岳地帯上空   擬似聖王の揺りかご内 ??「ハァハァ、大佐のやろぅ。うまくいってんだろな。」 ??「兄さん、息がだいぶんあがってるけど大丈夫?」 ガシャンガシャンと大きな音をたてながら走る鎧とその横を走る赤いコートを羽織った少年。 ??「おいおい、エド。 アメストリス人はこれぐらいで根をあげる柔なやつなノカ?」 ??「……。」 その後ろを走る細目の少年と仮面を着けた鎧の軽装備の少女。 エドワード「うるせぇ!!大佐への嫌味だよ!」 走りながら、後ろに怒鳴るこの少年は、12歳という史上最年少で国家錬金術師になった “鋼の錬金術師”エドワード・エルリックである。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加