序章

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約1000年前 とある陰陽師がいた。 その陰陽師は名の通っているほど有能であった。 ある時都の上空にぽっかりと黒い穴が突如現れ、そこから何百もの妖怪が出てきた。 そして、妖怪は人々を襲い都は恐怖へと陥れられた。 その事を知った陰陽師はすぐさま都へと向かい妖怪を退治していった。 だが、陰陽師も人間。 何百といる妖怪は時が立つにつれて数が増すばかり。 陰陽師も力が薄れ限界に近づいていった。 その時陰陽師は決心をした。 この命と引き換えに一時でも長い間黒い穴を封じることを―――― .
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