いざ、海鳴へ パート1

3/9
479人が本棚に入れています
本棚に追加
/236ページ
「たく…お前ら揃いも揃って辛気臭い雰囲気出すなよな…桃子さん言ってたろ?…湿っぽいのは無しにしろって…」(トーマ) 「うん…そうだよね…」(なのは) 「はぁ…たくよ…俺はちと桃子さん手伝ってくるからその間にこの辛気臭い雰囲気無くしとけよ…行こうぜエリオ…」(トーマ) 「あっ、はい!!」(エリオ) トーマとエリオが席を立つ… そして、厨房… 「桃子さん手伝いますよ…ってカレルにリエラ久しぶりだな~」(トーマ) 「お久しぶりですトーマさん。」(カレル) 「お久しぶりです♪トーマさん!!」(リエラ) 落ち着いた雰囲気で返事をしたのがカレル、そして元気いっぱいに返事をしたのがリエラ…クロノとエイミィ夫婦の子供で12歳…今は聖祥大附属小5年生である。トーマとは一度だけ面識がある。 「なんだ、学校は良いのか?」(トーマ) 「今、ちょうど冬休みなんです♪それでお手伝いをしてるんです。」(リエラ) 「そっか…んじゃ俺とエリオが来た意味はねぇかな?」(トーマ) 「そんなことないわ、トーマ君、エリオ君。」(桃子) 「どうも、桃子さん…すいませんね…久しぶりの再会があんな感じで…」(トーマ) 「気にしないで、大体のことはリンディさんから聞いてるから。」(桃子) 「タハハ…そうッスか、にしても桃子さん…その隠してるのなんすか?まさか俺とエリオに女装させる気ッスか?」(エリオ) 「違うわよ…ただ、2人には執事服を着てもらうだけ♪」(桃子) 「なして執事服…てかなんであるんッスか?」(トーマ) 「アリサさんの家からもらったのよ…なんでもサイズを大きくしすぎてね…それで調べてみたらトーマ君とエリオ君にぴったりなの。」(桃子) 「なんとまぁ…よくあるご都合主義って奴ですか…どうせ拒否権なんて無いんだろうから着ますよ…ほらよエリオ…お前の分だ。」(トーマ) 「あっ、はい…桃子さん更衣室はどこですか?」(エリオ) 「えっとね…カレル君連れてってあげてくれない?」(桃子) 「はい分かりました桃子さん…こっちです。トーマさん、エリオさん。」(カレル) そして、数分後… 「それにしてもトーマ君とエリオ遅いね…」(なのは) 「まぁトーマ達はトーマ達なりに気遣ってくれてる訳だし…もう少しだけ待とうよ…ね?」(フェイト) 「悪かったな…まぁさっきみたいな雰囲気無くなったから良しとするか…」(トーマ) そこに来たトーマ、エリオにカレルとリエラ…トーマとエリオは執事服着用だが…それを見て、なのは達は呆然としてシグナムとカイルは顔を真っ赤にした… まだ、トーマ達の休暇は始まったばかり…
/236ページ

最初のコメントを投稿しよう!